暗号資産の運用(Stakingや複利運用可能な口座)

 私の基本投資スタンスは長期投資ですので、2018年のバブル相場のピーク以外では基本的に売却やトレードは行っていません。理由は単純に本業があるので、あまり頻繁に相場を気にしたく無いこと、米国の税法上、キャピタルゲイン税は長期保有のほうが有利なことなどです。

 ただ、そのまま自分のコールドウォレットに保有資産を眠らせてももったいないので、取引所が提供するステーキングサービスや、サードパーティーによる高利回りの預金として複利運用しています。ここでは自分の利用しているもしくは利用予定のサービスを紹介します。

Coinbase

初期の頃からお世話になっている暗号資産取引所です。北米でのシェアは圧倒的で、各種規制への遵守と、SEC、CFTCなどの政府機関とも良好な関係をたもっています(IRSとは訴訟沙汰になりましたが、そちらはユーザーの口座情報の問題なのでスイス銀行と似たケースです)

昨年よりステーキングサービスが提供されだして,私はATOMを預けてます。年率大体5%ぐらいです。ETH2.0のデプロイに伴いこれからETHのステーキングサービスを展開予定だそうですが、まだ正式なアナウンスはされていません。

余談ですが、近々、直接上場でNASDAQにリスティングされるようです。暗号資産そのものとは直接関係してませんが、上場時は株式も取得しようかなと計画中です。


Blockfi

こちらは2年前ぐらいから利用しています。最初はやや警戒していましたが、身元情報がはっきりと公開データとして存在していること、Geminiのコストディーサービスを基盤にしていることから安全と判断してBTC、ETH、LTCをここに一部預けています。

基本ビジネスモデルは暗号資産を機関投資家に貸し出してその手数料や利率で利益を挙げているようです。利率は変動性ではありますが、現在、BTCで年率6.5%, LTCで6.5%、ETHで5%  もらえています。ステーブルコインやPaxfulのゴールドも預けられ、特にステーブルコインの年利は8.6%ですが、そちらはトレード用の入金のみ行っています。

今年はサービスの拡充を行うようで、すでにBTCでリワードがもらえるクレジットカードの発行が予定されています。詳細は別記事で後ほど紹介しようと思います。ちなみに保有暗号資産の額に応じて現金をステーブルコインで借入れることもできます。このサービスも面白い試みで、DEFIと共に注目しています。

新規口座開設を私のrefereral経由で行うと,100ドル分の入金後に10ドル分のBTCがお互いもらえますのでもしBlockfiのBIAアカウントに興味がある場合は利用してみてください。


Kraken

アカウント認証だけ行い放置プレイ中でしたが、XMRの取引がまだ行えることや、DOTなど注目銘柄を取り扱っているのでこれから利用を計画しています。今日調べたらステーキングサービスは北米の取引所の中では一番充実しているようです。


基本的に取り扱い銘柄全てが対象に含まれています。DOTのステーキングなどはかなり優秀(年利12%!)ですので、長期投資を目指す私みたいな投資家にはありがたいです。銀行のライセンスを取得したと記憶していますが、ACHによる入金ができるのか調べているところです。


まとめ

上昇局面ではトレードも一つの選択ですが、税金がかかること、リスクが高いことを考慮する必要があります。投資の王道は安く仕込んで、じっと上昇を待つことですね。幸い暗号資産は新しい資産クラスなのでまだまだこれから成長が見込めるでしょう(成長速度は完全に異常値です)。短期間で数億円設けて引退なんて話も聞きますが、そんなスケールの小さい人生、私は送りたくないので今後数年間はひたすら本業の収入から投資を積み立てて行こうと思っています。目指す先やゴールが今年はっきりしてきたので機会があれば記事に起こすことを予定しています。









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