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Monero mining事始

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Ethereum(ETH)をGPUでマイニングし始めて3ヶ月ぐらいたちましたが,徐々に採掘難易度の上昇していることとまもなくハードフォークが予定されていることから現在より採算性の高い暗号通貨を探しているところです. そんな中,ネット上で検索するとMoneroが割りと簡単にCPUでマイニングできるという情報があったので今回はMonero マイニングを色々試してみた結果を報告しようと思います. Monero(XMR)は2014年に登場した取引情報の匿名性を高めた暗号通貨でASICの開発は行われておらず,CPUもしくはGPUを利用して採掘が行われています.Moneroの面白いところはファイル暗号化に使われるAESを利用している点で最新のAMDもしくはIntel CPUではハードウェアAESが搭載されていることからCPUでもそれなりの効率で採掘が行えるところです. AMDが公開した情報によれば,最近製作したデスクトップに使用したRyzen 7 1700は,大容量のL3キャッシュが効いてるのかRadeon RX 470を上回るエネルギー効率を達成しているようです. さてXMRの採掘にはほかの暗号通貨と同様にWalletアドレスと,採掘用のソフトウェアが必要になってきます.私が最初に試したのは MinerGate が提供しているGUIアプリケーションであまり採掘速度は速くありませんが,Walletを作成してくれることと面倒なバッチファイルの初期設定が不要だったので試掘にはもってこいでした. Ryzen7 1700搭載のデスクトップで試掘を行った結果は下の図の通りです. ネット上の報告ではCPUマイニングに最適化したプログラムではRyzenで500H/sぐらい可能らしいのでまったく性能はでていません.ただしマイニングプールの設定,Walletをローカルで保持する手間などを考えると試しに使ってみるにはMinerGateのソフトはお手軽でかなり便利でした.ちなみにETHのGPUマイニングは同時に行っていますが,ハッシュレートの低下は見られませんでした. 私がマイニングを始めた当初は1XMR=40ドル程度であったのがそのあと一月もせずに急上昇し現在は1 XMR=110ドル前後で取引されています.Ryzen のTDPは65W程度でCPUにそれほど負

中国人民銀行と金融規制当局がICOを違法と認定

米国はLabor Dayの月曜日で久しぶりの3連休でしたが,中国がまたやらかしてくれました. 中国人民銀行及び金融規制当局の発表によるとInitial Coin Offering (ICO)は未認可の違法なファンドレイジングとみなし,この告示後はICOを行った個人や組織はすぐさま投資家にたいして返金を行わなければならないという大変厳しいものです. もしICO活動を止めない場合には捜査を行い厳しく取り締まるとも述べられており,すべてのICO行為とトークンの売買取引の即時停止を求めています. この影響をもろに受けたのがEthereumで現在一気に下落して,中国内では300USDを割り込み,執筆時点で240ドル代で取引されています. また特に悲惨なのが,中国版Ethereumと呼ばれていたNEOですが,ここ24時間で価格が3割下落し,市場規模は半分以下になってしまいました. Bitcoinは好材料が出尽くして調整局面に入ってきましたが,やはり中国規制当局の決定が大きく影響したのか中国の取引所では全面的に売られている状況のようです. 私はLiteCoinとBitcoinの上昇で上手く利益が出ており,Ethereumの下落意外は許容範囲内と言ったところで明日朝の値段を見て追加購入を考えているとことろです.北朝鮮情勢もあり9月と10月は予想外の事態も起こりそうですが,逆に言えばボラタリティーの大きさを利用してトレーディングで利益が出しやすい状況かもしれません. 北朝鮮による弾道ミサイルと水爆実験は完全に米国の許容できるレッドラインを越えていますが,米朝ともに全面戦争へ突入する事態は避けると思いたいところです.米軍による北朝鮮への限定的な空爆が行われる可能性は高まったので日本周辺はだいぶきな臭くなってきました.

Lite Coin All time high rising to 60 USD

先週はビットコインのSegWit (BIP141)が予定通りアクティベーションされ,スケーリング問題は次のステージへ向けて進みだしましたが,ほかのアルトコインの上昇が多くみられました. 週末にかけて,DASHやMoneroの急上昇など,面白い現象が連続しましたが,自分にとってはまたLiteCoinが上昇し,60ドルまで達してまたそれなりに利益が出たことはラッキーでした.どうやら韓国のBithumbで取り扱いが可能になったことが,MoneroとLiteCoinの上昇に大きく影響したようです.朝鮮半島有事懸念はまだ消えたわけではなく執筆時点で弾道ミサイル発射で日本上空を通過するという前例のない挑発行為にでているわけでこのまま米軍が何もせずに引き下がるとも思えません. Ethereumは予告されていたハードフォークの計画(Metropolis)のアナウンスがされ,まもなくマイナーにとって氷河期が訪れそうです.すでに採掘難易度の上昇で採算性はかなり悪化しているので,ここらへんがその他の暗号通貨マイニングへ切り替えるタイミングかもしれません. DASHは最新のASICマイナーの登場でバブル状態でとても資本力を持った人たちには敵わないと予想されるので,試験的にCPUでMONEROマイニングを始めてみたところです. IRSがビットコインの取引履歴の調査に着手したと噂されていますし,これからは匿名系の暗号通貨が流行りそうな予感です. 現在の構成のシステムを流用しようと思い,匿名系暗号通貨のマイニングソフトと最適化をネットで調べているところです.MONEROのCPUマイニングについては近々紹介できたらと思います.

Block 494784 SegWit2Xハードフォーク

SegWit2Xの開発チームが本日494784ブロックでハードフォークを予定通り行う計画をアナウンスしました. 現在の採掘スピードからだいたい90日後の2017年の11月中になる予定で,NY協定どおりハードフォークは年内に実行されるようです. コア開発者やオリジナルのビットコインを支持するグループの反対があった場合にはBitcoin Cashと同様にブロックチェーンがまた分裂することになりますが,この場合はどちらが主流になるかわかりません. 私にはマイナーとコア開発者の妥協点としてちょうど良い気もしますが,また混乱が予想されます. ひとまずはSegWitのアクティベーションで好材料が出尽くし,ビットコインは4800ドルから5000ドルぐらいには到達しそうな気がしています.その後は不測の事態(朝鮮半島有事)がなければ以前と同じパターンで一時的な急激な価格の上下を繰り返していきそうです. 私は粛々とETHマイニングしつつビットコインを追加購入しながら本格的なトレード経験もつみたく取引所を調べ始めたところです.取引所はBtifinexや Poloniexなどに興味がありましたが,どうやら米国から撤退しそうな動きが見えてきたので無難にGDAXあたりになりそうです.

Bitcoin Segwit (BIP141) Lock-inと今後のスケジュール

今週頭に無事BitcoinもSegwit (BIP141)がロックインされ,ここまではSegwit 2xのスケージュール通りに進んでいるようです.アクティベーションはこのままいけば8月23日前後にされる予定で2年近くも激しく議論され紆余曲折ありましたが,ついにスケーリング問題解決へ実行段階へ入ったと考えていいでしょう. マイナーグループはNY協定を予定通り進めるようですが,コア開発側は2MBへ拡張するハードフォークにいまだ納得しておらず,また感謝祭前の11 月に混乱が起きそうです. ビットコインキャッシュは分裂後に価格の上げ下げを繰り返していますが,こちらはマイナー同士の駆け引きが続いているようで,8月1日のハードフォーク時に採掘難易度の調整条項を滑り込ませさらに採掘を故意に遅延されることでそれを上手く利用しハッシュパワーを確保しようとしているようです. ビットコインキャッシュ反対派のマイナーはわざと採掘に参加することで,そういった採掘難易度の調整を阻止しようとしているようですが,本家ビットコインは2016ブロックごとに難易度は上がっていくので,このままいくとビットコインキャッシュのほうがマイナーにとって経済的合理性がある選択肢になる可能性もでてきました. ビットコインキャッシュにはいまだBitmainの関与が疑われ,これからどうなるか状況が読めませんが,ハードフォーク時にまたBitcoinのブロックチェーン分岐となる事態が起きないことをいまから願うばかりです.

ETHマイニング GTX 1060の最適化後

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以前にRyzen 7 1700とNVidia GTX1060 SLIのデスクトップのマイニングを紹介しましたが,今回は特殊なプログラムを使わないでどこまで最適化できるか試した結果を報告しようと思います. Ethereumのマイニングはメモリのアクセスが頻繁に行われるアルゴリズムのために同じ種類のメモリの場合にはクロック周波数がマイニングスピードに効いてきます.自分が購入したASUSのGTX1060はGDDR5を3GB搭載していますが,最近の更新後比較的新しいグラボなのでメモリスピードが上がっているという記事を見かけ,試しにASUS GPU Tweakを使いクロック周波数を上げるチューニングを行ってみました. 設定自体は俗に言うオーバークロッキングですが,GPUのコア周波数はあまりマイニングに影響しないので,メモリクロックをベースから最大の10000程度まで段階的に上げてみました.結果として比較的安定して動作するのは9336当たりが限界で,ハッシュレートは22 %向上しました.現在も一枚当たり18MH/sから22MH/sに向上して2枚あわせて44 MH/sで安定的にマイニングを行えています. 動作環境にもよりますが,さすがゲーマーの間で定評があるNVidiaと言ったところでしょうか.RX580でも試してみましたが,GDDR5はずれバッチの影響か,オーバークロックを行うとシステムが強制終了される症状が頻発しました.こちらはメモリ周りのタイミングをさらにいじるかCPU-Zなどでメモリの製造元を調べてみる必要があるようです.ネットではSamsung製がHynixより優れているという記事を見かけます. 今週はRadeon RX VegaのアナウンスがありOculus Riftでゲーム中のフレームレートに不満もあるので8月14日の発売と同時に購入するかもしれません. それほどマイニング性能の向上は期待できませんがハッシュレートあたりの消費電力は改善する可能性があるので購入後にETHマイニングも試してみようと思います.

Bitcoin Cashが分岐

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本日の8月1日の朝についにBitcoin Cash (BCC)が分岐して本日午後に最初のブロックが採掘されて分裂したようです. Coinbaseは7月31日時点ではっきりとBCCのサポートは行わないことを発表し,本日も一時的に取引停止にしてましたが,BCC分岐後しばらくしてまた再開されたようで,予想以上に混乱は少なかったようです. 意外にも中国の取引所や米国でもKrakenなどで取引できる状態で午後2時ごろに最初のブロックが採掘され,現在は300ドルから400ドル前後の値段がついています. 理解不能なのは,夕方8時の時点ですでに60億ドル以上の市場規模に膨れ上がったことで,ビットコイン(BTC)自体は数%の減少であるので仮想通貨全体の市場規模が一気に増えたことです. この60億ドルという規模はRippleについで4番目の規模にあたり,これをどう評価していいのか悩むところです.ブロックの採掘時間から推測するにマイナーの支持はほとんど得られておらずハッシュパワーは本家ビットコインと比べると無視できるレベルのようです.こういう形のガバナンスが許されるかはコア開発者と取引所,ユーザーが支持していくかどうかで決まっていきそうです(個人的にはすぐ消滅して欲しいですが). USAFであるBIP148もひっそりと有効化されましたが,こちらはBIP91が支持されSegWit対応ブロックが100%の時点で意味がなくなっているので直接的な影響はまったく出なそうです.BIP141のロックインが次の週に終わり,SegWitのアクティベーションはそのあとさらに2週間ぐらいかかりそうです. これからどうなっていくのかわかりませんが,BCCがどういう動きを見せるのか注視しつつビットコインの発展を期待したいと思います.

SegWit 2X (BIP91) Lock in

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ついこの間,BIP91がほぼ確実になったと思っていたところもう今日の時点で支持ブロック数はロックインに必要な80%を超えて,支持率は90%に迫りそうな勢いです. これによってSegWit 2Xの最初の段階は8月1日まで計画通り進み混乱はひと段落着けそうです.BitCoin Cashなど分岐を試みるようですが,まったく新しいビットコインとして扱われるのでハードフォークというよりもただ単にビットコインから派生したアルトコインとしての道を歩むようです. 次の課題は秋ごろに予定されているハードフォークですが,こちらはテスト期間が足りるのか不安材料はありますが,それまでにはコア開発者,マイナー,取引所含めて妥協案に到達し遅延があったとしても最終的には2MBの案に収束していくと考えています. SegWitとBitCoin Unlimitedの分裂騒動とやや似た状況で激しい価格の上げ下げはありましたが,SegWitのアクティベーション後にLightning Networkなどが本格稼動すれば,今まで問題になっていたことは一気に解決できそうです. 8月1日の勝負はすでに決しているので秋口がまた山場になりそうです.まとまりのない集団に見えるのに意外と合理的な選択をしていくのでこういうガバナンスの方法もあるのかと興味深く観察しているところです.

Segwitとビットコインの分裂騒動

先週末にビットコインは一気に下がりましたが,また2300ドル代まで回復して上げ下げの激しい状態が続いてます.最近の日本のニュースを見ているとSegWitの概況やビットコインの分裂騒動が一般経済誌や新聞にも掲載されていてちょっと驚いているところです. 各取引所ともに8月1日にUSAFが行われた場合に取引を一時停止するようですが,このままいけばBIP91が採用されるので分裂はそれほど深刻な事態にはなら無そうです. 現在はSegWit2xが無事に80%以上の支持を受けているのでロックインまで徐々にブロック数を増やしてシグナリングが開始できるでしょう( https://coin.dance/blocks ). 8月1日後はさらなる駆け引きが予想されており,Bitcoin ABC, USAF, やSegWit 2Xなど今年の秋まで決着はつか無そうです.EthereumもICOによって急速にマーケットシェアを獲得したもののスケーリングの壁にぶち当たり急落を経験しましたが,また徐々に戻ってくることを期待しています.今日の夕方の時点で240ドル程度までは回復しましたが,需要と供給のみにコントロールされる恐ろしさを痛感したところです. ライトコインはむしろ堅調さを見せて安定的に利益を出せています.それでも振れ幅は大きいのでトレードでは利益を出しやすい状態が続きそうです. 今後数週間は激しい値動きが続きそうですが,粛々とマイニングしつつ価格動向を見守っていこうと思います.

Segwit 2X deployment schedule until 1st of Aug

Silvert協定,NY合意を経てついにSegWitの有効化が目前に迫ってきましたが,USAFとの兼ね合いやマイナーの強行姿勢に反発するグループが現れるなどまだ内輪もめが続いています. とりあえずSegWitロックインまでのスケジュールは以下の通りです. 7月14日ーBTC1の展開 ->一般ユーザとマイナーには影響は及ばない 7月23日ーBIP91のシグナリングをスタートー>一般ユーザーには影響せず,BTC1ノードが稼動しだします. 7月25日ーBIP91のアクティベーション(早期の場合)ー>うまくいけばここでBIP91がロックインして有効化されます.一般ユーザーはまだ影響を受けません.マイナーでBIP141を支持しブロックをマイニングしてる場合は拒否される可能性があります. 7月29日ーBIP91の有効化期限ー>ここで有効化されない場合にはビットコインのブロックチェーンが分岐する最悪の事態が発生する可能性があります.おそらくそれは誰の利益にもならないので,SegWit有効化が行われるでしょう. 7月31日ーBIP141の有効化期限ー>厳密に言えばここがマイナーにとってまた重要な決断の日になりますが,これはあまり問題にならないと思います. 8月1日ーUSAFによるBIP148の有効化ー>SegWitはこの時点で確実にアクティベートされると思うのでブロックチェーンの分岐は起こらないと考えられます.もしBIP91がうまくいかないとやや混乱しますが,BIP141はその後にロックインされるのでやはり分岐は起きないでしょう.最悪のケースはどちらもうまくいかない場合ですが,さすがにそこまでみんな馬鹿ではないので心配する必要はなさそうです. ここまではおそらく順調にいくと思われます.しかし問題になるのはそのあとにもまだ内紛が続く可能性があることです.そちらは次回紹介しようと思います.

Mining GPU release

ETHマイニングを始めて一月経過しましたが,相場は加熱が収まり調整はほぼ終わったように思います.以前紹介したようにNVidiaがGTX-1060とほぼ同じコアを使ったマイニング専用チップを作っていると噂されてましたが,各社からついにGP106-100として発表されました.同時にRX470を専用にチューニングしたAMDのマイニング用グラボも発表され今月から欧州とアジア地域で販売開始されたようです.残念ながら北米ではebayで香港経由で購入するしかありませんが,どれぐらいの性能が期待できるのか大変興味があります. Radeon Vegaも正式にリリースされましたが,プログラムの最適化がまだ進んでいないのでHBM2メモリの帯域幅を生かしきれないと思うのでこれから数週間様子を見てみようと思っているところです. ちなみにASUSが発表した資料からGP106-100はGTX-1060と比較して3割程度ハッシュレートが上がるらしいのでこの発表が本当であればシングルカードで23 MH/sで最適化されてないRX580と同程度の性能になるようです.こうなってくると消費電力との兼ね合いでAMDの優位性は徐々に薄れていく可能性がでてきました. 私は報告が上がってくるのを待っている状況ですが,ほかのプロジェクトとの兼ね合いでRadeon Vegaを狙おうかと悩んでいるところです.

Ethereum Mining (NVidia GPU)

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前回に引き続き今回は急遽作成してみた,RyzenのデスクトップPCにNVidiaのGPUをSLIで搭載した場合のマイニング結果を報告しようと思います. 環境は,Ryzen 7 1700とGTX1060-3GBを2枚構成組み合わせたゲーム用デスクトップでVRゲームも十分楽しめるスペックで選んでみました. 私が利用しているマイニングソフト(Claymour's Dual Miner)は何も設定を変えなくてもそこそこのハッシュレートを出してくれて一枚あたり18MH/sで2枚構成の場合は36MH/sぐらい安定的にマイニングが行えているようです. GTX1070の場合には30MH/sぐらい可能で,GTX1080は消費電力が増加するだけでハッシュレートの増加はわずかのようです.ETHネットワークの混乱とCOINBASEのフラッシュクラッシュなどネガティブなイベントが今週は連続しましたが,ETHがICOに重要な役割を果たしているのは確実で,ヘッジファンドも注目しているようです. ちなみにDAGのナンバーが上がるにつれてAMD GPUの優位性が薄れていく現象がすでに確認されているようです.現在はすでに130まできましたが,これから数ヶ月後かけてRX480や580の場合、三割程度ハッシュレートが低下していくそうです.NVidiaのGPUではこういった現象は確認されていないので,マイナーは徐々にNVidiaのGPUにスイッチしていくでしょう.ZCASHでは圧倒的にNVidiaが有利なようですし,今度はGTX1060とGTX1070が秋葉原で品薄になりそうです.

Ethereum mining (AMDーGPU)

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先日の投稿でマイニングの大まかな概要と必要なソフトウェアを紹介したので今回は現状どれぐらい採掘できているのかざっくりまとめようと思います. まず,RX580カードで採掘を行った結果ですが,ほぼ既存の報告通り出荷時の設定では,24 MH/s から26 MH/sぐらいを記録しています.これぐらいであれば0.05 ETHを採掘するのに現状だと80 時間ぐらいかかるようです. 私の環境ではethermineのプールの払い出し最小限度0.05 ETHで随時支払われる設定にしてますが,本当ならGPU二枚構成でもっとガンガン稼ぎたいところです.ちなみにEthermineでは管理画面からリグの稼動状態がモニタできます.この例では2台リグが稼動した状態でrig1がRX580を使ったマシンの結果です. この程度の小規模でもマイニングを始められて電気代はやや上昇しましたが,北米では無視できるレベルです.6月の頭から始めたので今月は150ドルぐらい稼げそうなので2ヶ月もかからずGPU投資分は回収できるようです. 難易度はどんどん上がっていくので払い出しまでの時間は徐々に伸びていきますが,ETHの値上がり益を含めなくても投資先としてはかなり優秀だと思います(電気代や維持費を考慮してもキャッシュフロー的には常にプラス).次回は急遽作成したRyzenデスクトップとNVidiaのGPUでのマイニング結果を報告しようと思います.

イーサリアム(ETH)マイニング事始

最近,秋葉原界隈でもGPUが品切れになるなど何かと話題の仮想通貨マイニングですが,AMDのGPUから品切れしていること,RX550などのローエンドのGPUは手に入りやすい状況を考察するとイーサリアムマイニングの人気が急騰したためだと考えられます. なぜGPUマイニング? イーサリアムのアルゴリズムはBitcoinで採用されているようなSHA-256とは異なり,メモリアクセスが頻繁に行われることと,ある程度のメモリ容量を必要とすることからGPUを使用したマイニングが一般的なようです.幸運なことにほとんどのマイニングソフトが初期のころからOpen CLで最適化されていたためにAMDのGPUが圧倒的に有利なようです(現在はCUDAにも対応済みソフトも存在). 一般的なゲーム用のデスクトップPCであればAMD製のGPUを価格の安さから導入する人も多かったようですが,イーサリアムマイニングに最適であったこととETH自体の価格上昇で一気に需要が増えたようです. 現時点でアジア地域では1ETH = 400 USD (4万円以上)で取引されていることから日本などの電力料金が高い地域でも十分マイニング収入を得ることが可能であるようです. マイニングに必要なもの 64bit LinuxやWindows7,10が動くデスクトップとGPU,プールサイト,マイニングソフト,ETHのウォレットが必要になります. 私の場合は,以下の環境で試験的にマイニングを行っています; OS: Windows 7 professional 64 bit GPU: ASUS Strix Radeon RX580 8GB 1360 MHz OC マイニングソフト: Claymore miner プールサイト: Ethermine ETHウォレット: Geth + Mist (GUI) 投資の回収率を計算するとETHのマイニングでは圧倒的にAMD RADEON系のGPUが有利です.現在NVIDIAもマイニング専用のGTX1060カード(GP106-100)とドライバを開発中のようですが,現時点で入手可能ならAMD RADEON RXシリーズの470, 480, 570, 580がおすすめです. ただし,冒頭に述べたようにマイニングブームのため世界中で在庫切れが起こっているため

ビットコイン久しぶりに暴落

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今週はまた市況は大荒れでイエレンショックが影響したのかどうかはわかりませんが、一時一気に売られる状況が発生してビットコインとEthereumともに調整されました. 幸いアジア勢の購買意欲はまだ高いようでこの下落を購入する機会と捉えたのか買い支えられて現時点ではテクニカル的に一気に暴落するレベルから脱したようです. こういうことは規制されていない市場ではよくあることだと思ってるので静観してましたが,まだまだ需要は旺盛らしく何事もなかったかのように元の状態に戻ってきたところです. 昨日の夕方ぐらいからはLiteCoinがなぜか急伸して個人的にはラッキーと思っていますが,やっとSegwit有効化とMining報酬の高さが評価されてきたのかもしれません.ビットコインはスケーリング問題で揉め続けた上に,NYでSegwit 2Mb協定が結ばれたりUSAFでソフトフォークが計画されたりと主導権争いがまだ続いてます.これが中央集権的に決められない仮想通貨コミュニティーの限界なのかもしれません. 暗号化技術とブロックチェーンを使った信用創造にビットコインが成功したことは歴史的快挙ですが,その後のプログラミング可能なお金という次世代の経済システムに結びつく概念はEthereumによって実現されるのかもしれません. Note: この記事を投稿したあと土曜日の午後までLiteCoinの上昇は継続中で,アジア勢がここでも影響力を発揮しているようです.

Ethereumがビットコインを追い抜く可能性

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昨日の段階で3000ドルを突破したビットコインでしたが,今日の東海岸時間での朝ごろに急激に下落して現在は2600から2700ドル付近をうろうろしています. それを横目に見ながらEthereumは順調に上昇を続け,上下する局面を経験しつつも400ドル近辺で取引される瞬間が何度かありました.その結果どうやらビットコインのマーケットシェアを抜くのが完全に射程圏内に入ってきたようです. http://www.flippening.watch/ 色々な記事を読んでみてこの状況を解釈してみると,まず韓国で取引量が増加,つい最近から中国の各取引所もETHの取り扱いを開始して,マイニング報酬の増加とあいまってネットワークが急拡大するという好循環が出来上がっているようです. また需要が増加しているのにもかかわらず,ICO用としてETHをトークンとして確保しているため新たなICOがあった場合にはETHのトレードへの供給量が限られ,取引価格の上昇に結びついているようです. COINBASEはETHに初期のころから投資していたようなので,かなりの恩恵を受けているのではないでしょうか.いずれにせよAMDのGPUが売り切れ続出などの副作用はありましたが,スケーリング問題で内輪揉め中のビットコインは順調にマーケットシェアを落としていく運命なのかもしれません.もしかしたら来月にはEthereumがNo 1に躍り出ているかもしれませんね.

Bitcoin/Ethereum IRA

IRSとCOINBASEの法廷闘争が続いている最中,まったく新しい形のIRAが提供されていることを最近知りました. 米国では個人向け年金積み立てに対して引き出すまで税金の免除が年間ある一定額認めらてますが,Bitcoin IRAというまさにそのままの名前の会社が去年6月からサービスを提供していたようです. そしてついこの間の4月中旬にはEthereumにも自由に投資できるようになったようです. http://www.investopedia.com/news/make-way-here-comes-ethereum-ira/ SECはまだ仮想通貨を使ったETF(上場投資信託)という形の投資形態を認めていませんが,IRAや401Kの仕組みを介せばBitcoinとEthereumに投資しつつ所得税を回避できる税法上のメリットもあります.また途中で引き出しを行った場合でもその年度にペナルティーとして所得税を納めればよいだけなのでグレーゾーン的な扱いがなく合法的にしかもシンプルに始めることが可能なようです. これは面白い取り組みだと思いますし,今年に入ってからの各仮想通貨の上昇を見る限りでは,これから多くの需要が見込めるのではと思います.個人レベルのTax Returnで仮想通貨投資の報告が面倒な人はこういう手段もあるというのは選択肢としてありだと思います.

Ethereum Surging Again

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今週末は比較的緩やかな上昇基調のあとにまた下降しつつ上昇機会を伺っている仮想通貨市場でしたが,本日Ethereumがまた急上昇しているようです. 今日の午後2時ごろで軽々300ドルを突破して現在は330ドルまで上昇しました. どうやら中国市場で価格が急激に上昇したようでそれが平均化される形で各取引所に広がっていきました. ここ一ヶ月のパフォーマンスはビットコインの50%上昇が馬鹿らしく思えるレベルに到達しており,脅威の266%の上昇を記録しています. このままいくと数ヶ月でマーケットシェアの逆転が起こってもおかしくありませんが,それはビットコインのSegwitの進展次第というところかもしれません. どうやら新しい仮想通貨のICOにEthereumのスマートコンタクトの機能が活用されているようで,新しい仮想通貨が生まれるたびにEthereumの需要も増えて価格が上昇するという好循環が生まれているようです. ETFの審査結果も控えてますし,ほとんどの取引所が米国政府当局の監視下にあることからSECによる承認可能性はビットコインETFより高いと思われます. いずれにせよ,ビットコインコミュニティーは内輪もめしている場合ではなさそうです.

Bitcoin Companies Approve Segwit-2mb Combined Fork Plan (NY consensus 2017)

Barry Silbert company the Digital Currency Group unveiled a scaling contract on May 23 with a letter of intention backed by 56 Bitcoin businesses, for Sergio Demian Lerner recentSegwit-2Mb plan. The statement states the signed contract presents A critical mass of the bitcoin environment with 83.28% of hash power supporting the suggestion. For a couple days bitcoin enthusiasts were expecting the Barry Silbert's scaling plan hinted at several days ago. We agree to instantly Supports the following parallel upgrades to the bitcoins protocol, that will be deployed concurrently and based on the original. Segwit-2Mb proposal. , explains the DCG announcement. Following the dialogue on May 22, Bitcoin developer James Hilliard suggested. We're also committed to the development and research of technical mechanisms to improve signaling in the bitcoin neighborhood, as well as to set up communication tools, so as to more carefully coordinate with environment individuals in the design, incorp

AMD GPU特需

Ethereumとビットコインの急激な価格上昇がここ数週間続いてますが,どうやら皆Ethereumマイニングの収益性が突出して高いことに気づいたようです. いろんなサイトでハッシュレートの比較がでていますが,Open CLで最適化されたマイニングコードが出回っているためか現在ではAMDのGPUが圧倒的に高性能であることが報告されています. そのためかPolarisアーキテクチャのRX480, 470, 580, 570は完全に売り切れ続出の状況でゲーム目的の需要とは明らかに違う買い方も秋葉原近辺で報告されているようです.この傾向は世界中で起こっているようで,ほとんどのリテーラーで入荷されると即完売状態でamazonでは2倍ぐらいのプレミアがついて販売されているようです. http://www.cnbc.com/2017/06/05/digital-currency-mining-is-boosting-demand-for-amds-graphics-cards.html まさかのぷちAMDバブルの発生ですが,急激な需要増に製造出荷が追いついていないようで,この状態は7月まで続くようです.次世代GPUアーキテクチャのVegaが発表されたばかりですが,AMDはマイニング特需とRyzenの需要増で一気にNvidiaとIntelにキャッチアップしていきそうな雰囲気ですね. 私も試験的にGPUによるEthereumマイニングを開始したので近いうちに紹介しようと思います.

Coinbaseが新しい2重認証に対応

自分が使っているCOINBASEから本日メールが届き,どうやらGoogle Authenticatorへ2重認証を移行するのでインストールガイドを送ってきたようでした.完全移行は7月終わりになるようです. 確かにSIM ロックフリーのスマホなどは電話番号ごとのっとられる可能性も否定できずどうしようかと思っていたら早速対応してくれてたみたいです.使い方はGoogle AuthenticatorからCOINBASEのガイドに従ってQRコードを読み込み,アプリ上に表示された認証番号を入力するだけでした. ほかの二重認証が必要なサービスでも使用できるのでなかなか便利そうです. こういう流れを見ているとスマホが個人認証のハブとしての役割を果たしている状況に気づかされます.Humaniqなどは生体認証をスマホ経由で行うとアナウンスしてましたが,これからもまだまだ開発余地はありそうです.個人的にはパスワードというのも時代遅れだと思っているのでこの流れは歓迎したいと思います.

中国のビットコイン熱復活の兆し?

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先日報告したように6月1日よりOK CoinとHuobiでビットコインと現金の引き出しが可能になり,中国市場がビットコイン市場に戻ってきたようです. 一応,年間の換金制限はありますが,シャドーバンクが流行ったような御国柄ですから,仮想通貨でもこの急騰ぶりをみたら皆飛びついてくるようです.上昇下落どちらに触れてもおかしくありませんが,日本で決済方法として普及の兆しが見えることや,韓国で大量の需要がここ数週間発生していることなどと関連して今日は早速相場に勢いが戻ってきました. もう少し下落してくれたら一気に買い増しを行おうと考えてましたが、もう一度戦略を練り直そうと思っています. 週末,試しに購入してみたEthereumはまた強気相場が戻ってきたようでまた一気に200ドルを軽々突破しました.こちらも韓国市場が大きく影響しているようで,ネットワークもかなり混雑しているようです. ビットコインのSegWit 2Mbのハードフォークも決定されましたし,これからしばらくは強気相場が続いてもおかしくないようです.ビットコインのボラタリティーは確実に低下しているためあまり短期トレードするメリットはなくなってますが,長期保有で上昇を狙う場合やほかの仮想通貨の短期トレードへ利用するなど安心して保有できるのは好感が持てますね.

Bitcoin価格調整局面へ

今日の午前中まで続いた指数関数的なビットコイン価格上昇はやっと沈静化し,現在は2000ドル近辺まで価格調整が進みそうな気配です. ビットコインのSegWit 2MBのハードフォーク(ソフトフォークだと思っていましたが)はほぼ決定したようですが,前回のETF否決直前の価格上下後に一気に下落に転じたときと同じように今回もある程度価格調整が進むのはしかたないようです. ブロックチェーンの分岐も可能性としてでてきましたが,最終的な判断はどれだけ取引所を取り込めるかとマイナーとの妥協点を見つけられるかで決まるのであまり心配はしなくても大丈夫なようです.Bitcoin Core開発者もこの案なら多少不満は残るものの変更に応じてくれるだろうと期待してます.ただしまだ紛争の可能性はゼロではありません. マーケットの現状として中国市場が取引に戻ってきたのは好感できますが,中国の各取引所で一気に利食いを狙った現物の引き出しが行われた場合は最悪1300ドル近辺まで下落する可能性は否めません. テクニカル的には1,800ドル前後まで調整がすすんだら一気に買っておいても問題なさそうなので現在待機中ですが,まだ下落の流れは続きそうなので3連休で様子見しようと思います.

SegWit アクティベーションは今年の9月までに予定?

5月21日にNYで開かれていた会合でBitcoinのマイナーは今年の9月までにSegWitをアクティベーションする合意に至ったようです. まだ虎視眈々とBitcoin Unlimitedのハードフォークを狙っているのかと思ってましたが,現在順調に推移している成長を阻害するのは得策ではないと判断したようです.その影響でビットコイン価格は大きく動いてますが,肝心のSegwit Signalingに対応しているマイナーはまだ33.1%のままここ数ヶ月同じ状況です. http://segwit.co/ これから改善が見られない場合には長期保有は控えようと思っていますが,中国市場が取引に戻ってきたので短期的な売買利益は狙えそうです. Ethereumも一気にまた上昇を見せており,韓国の財閥企業が本気で資金を注入してるのかもしれません.すくなくとも韓国市場は異常な値段のまま張り付いておりなぜ平均化されないのかなぞは深まるばかりです. 全体的に上昇傾向は続いてますが,本質的な部分で改善が見られないまま世間の期待と価格だけが上昇していくのは少し不安を感じます.

Bitcoinが2000ドル突破!

そろそろ調整局面に入ってもおかしくないのですが,一時停滞するかに見えたビットコインは今週末にかけてまた大きく上昇して現在はついに1トロイオンスの金の史上最高価格を超えてさらに2000ドル突破を達成してしまいました. 今週も特にネガティブなニュースはなく朝鮮半島有事懸念の影響か韓国の取引所での売買が急激に増加して価格の乖離も大きいままです.15日にはSECがCOIN ETFの質問を締め切り近々また判断が下されるものと思います. Ethereumも急激な上昇を見せておりこちらもETFが承認される期待感と北朝鮮の実質的な大陸間弾道ミサイル発射実験の影響で韓国の取引所において価格上昇が起こり,それにつられて全体的に値段が上がっているようです. まだビットコインの価格上昇が起こってもおかしくないですが,6月にBitfinexの送受金問題が本格的に解決してきそうなこと,中国人民元のビットコイン取引所に対する新ポリシーが発表され換金と引き出しが再開されることなど少し雲行きは怪しいです. 色んな見方はあると思いますが,取引コストが上昇してること,スケーラビリティーの問題がまだ解決の見込みがないことを勘案すると価格下落でマイナーグループの収益悪化などのイベントがあったほうが好ましい気もします. 自分はSegwitがアクティベーションされたライトコインの購入や,Ethereumのマイニング試験をしつつビットコインとEthereumの市場はしばらく様子見していく予定です.

Bitfinex正常化の兆し?

Bitfinexが本日アナウンスを行い,どうやら台湾の銀行経由で大口の引き出しや預け入れは可能になったようです.先週5日にも新しいメインバンクとの契約とこれから正常化へ向けての監査の手続き準備に入る旨の声明発表がありましたが,大口の引き出しでUSDなどの移動が可能になった影響かBitcoin全体の平均価格の下落と,Bitfinexとほかの取引所との価格差がほぼ正常範囲になりました. Mt Goxの事件時のようにビットコインを大量に盗まれたわけではないようなのでこれから徐々に正常化していくとともに加熱気味だったビットコイン相場が調整されていくでしょう. 韓国の取引所の価格を見るとまだ異常に高い値段が表示されていてまだ不穏な空気を感じますが,取引量全体に占める割合からいったら今回のBitfinex正常化の兆しで全体が平均化されてくと思われます. おそらくSECによってビットコインのETF再審査請求は棄却されると思うのでそのときにまた大きく調整されるでしょうが価格下落によるショック療法でSegWitとBitcoin Unlimitedの不毛な論争を終結させてもらいたいです.

LiteCoin SegWit Activation!

LiteCoinがSegWitアクティベーション直近であったのを一ヶ月前にレポートしましたが,ついに本日無事移行したようです. http://litecoin-segwit.info/ ここ数日中の急激な仮想通貨市場の拡大は,ビットコインの価格上昇とともに急激にアルトコインの需要が増えたためのようです.やや加熱気味なのは否めませんが,2017年Q2も面白い展開が期待できそうです. Bitcoinのスケーラビリティー問題や大手銀行が大手取引所とのワイヤートランスファーを拒否するなどまだまだ解決していくべき問題はありますが,ついに仮想通貨の一般への普及段階に入ったと考えられます. LiteCoinのSegwit移行をきっかけに再びBitcoinのスケーラビリティー問題がクローズアップされていけば,今後も順調な上昇が期待できるように思われます.

South Korea formally became largest Ethereum market place

In a Ethereum cost evaluation released on May 2, Cointelegraph shown that South Korean formally became the biggest Ethereum exchange marketplace in the planet, taking over the US as well as China for the very first time. The South Korea market $105 million daily trading volume activated the interests of accidental dealers and both institutional investors world-wide. 5 days after, South Korea's biggest electronic money exchange Bithumb keeps its position as the biggest Ethereum-to fiat exchange inside the global marketplace, with a $14 million everyday trading volume and 10.7 percent market share. Bithumb's trading volume is even bigger than that of COINBASE's electronic money exchange GDAX, which falls short at $11.57 million. At the environment of Ethereum within South Korea as well as this present period of Ethereum progression, The passage from Bitcoin to other altcoins and Ethereum appears to be a strategy of local investors to gain from the explosive increase of altc

Ethereum ETFのSEC審査

W inklboss兄弟のBitcoin ETFが3月に否認されその後の再請求も却下されました.一方で,米証券取引等監視委員会(SEC)による初のEthereum ETF; Etherindex Ether Trust(EET)の審査が徐々に進行しているようです. 米イーサインデックス社によるEETの申請は昨年7月に行われ,その後,NYSE ArcaはイーサリアムETFを上場させるための要件を満たすため,このEthereum ETFに係るルール変更をSECに対し請求していました.最近公開されたSECの報告書によると,NYSE Arcaのルール変更は適切であり,審査を進めることが可能であることを示唆しています. イーサリアムは昨年大規模なハッキング被害後,ハードフォークに見舞われながら,およそ1年間で大幅な価格上昇を見せてきていて,ウォール街の注目も高まっているようです. このニュースとBitfinexの銀行送金問題があいまって,今週Ethereumは急激に上昇して現在は70ドルを超えてきています.しかし期待先行による買いとBitfinexの問題が現在の価格上昇を牽引している状態はあまり健全な状態とはいえないので,市況には注意しておきたいです.私はこの上昇は一時的であると思い,一度全部売却して利益は確定させました.うまくピーク付近で売りぬけできれば大きな利益は出せるでしょうが,ギャンブルはやらない主義なのでこのままファンダメンタルズが改善しいくか静観していこうと思います.

Bitcoin market watch 4/20/2017

Even though the scaling and block size argument carries on, this week the bigger focus continues to be on the halting of distributions and deposits of USD from numerous bitcoin exchanges, such as Bitfinex and OKCoin. A lot of the transactions continue to be able to process USD, but are having a harder and harder time doing this due to an unfavorable regulatory milieu. Further clarification and breakdown of the constraints can be found here. Despite all this, the bitcoin cost has extended to increase This week, with discrepancies in cost among all the USD exchanges. Currently, there's a $57 differential between Bitfinex and Bitstamp, which is extraordinarily high. Typically, large cost variations are smoothed over through *Arbitraging*, when an asset is purchased or sold on one exchange and purchased or sold on another exchange for profit. When arbitraging doesn't occur, or is not able to equalize the price, there's probably an artificial supply or need bottleneck accounti

Bitfinexが危険な状態?

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世界最大のビットコイン取引所であるBitfinexが明日からすべての取引可能通貨で銀行からのワイヤー経由での振込ができない状態になることをアナウンスしました.先週末に米ドルの引き出しが遅延していることを認めた発表をしたばかりです. 以下が原文です; "Beginning 18th April, all incoming wires to Bitfinex will be blocked and refused by our Taiwan banks. This applies to all fiat currencies at the present time." Bitfinexは今回の事態の詳細を発表しておらず,トレーダーの間で不安が広がっていく兆候がすでに価格に反映されてきています. こういった事例はMt. Goxの破綻で見られた一時的な価格上昇と他取引所とのビットコインの価格の相違と類似しており,せっかく上昇基調に乗ったビットコイン市場に冷水を浴びせる可能性もでてきました.Bitfinexは昨年8月にハッキングで6500万USD相当のビットコインを盗まれており,運営に苦慮する時期もありましたが,ここで更なる試練にさらされそうです.

Apple accepts Zcash as Legitimate Cryptocurrency, now ...

The multi cryptocurrency wallet platform that supports Bitcoin, Jaxx, Litecoin, Ethereum, and Sprint, has recently introduced Zcash help on the Android constructions of Google and Apple's iOS for mobile customers. Tremendous acceptance process and Apple's demanding of upgrades and iOS software is familiar with maximum programmers. Especially, Apple is touchy in the direction of applications and offerings targeted to serve clients of cryptocurrencies and whatever cryptocurrency Apple sees as unfit for its iOS setting, program contractors are not allowed the permission to develop applications around it. In Sept of 2016, the organization CEO Anthony Diorio as well as the Jaxx team of developers was requested through the use of Apple to do away with a solitude targeted cryptocurrency known as Dashboard from its iOS utility. The removal of Dashboard therefore reduced the fiscal privateness of Jaxx clients on iOS. Comprehending the stringent demands and high standar

AsicBoost (2)

Bitcoin is abuzz with fresh controversy pursuing an inflammatory new post by Bitcoin Core developer and Blockstream CTO Greg Maxwell wherein says some miners are participating in unfair practices that can be harmful to the network. Posted to the bitcoin email list last night, the entrance says that mining equipment maker is privately applying a formerly known weakness in bitcoin evidence-of work algorithm that allows them to mine roughly 20% quicker than competitors. Taking a stage further into speculation, the inference of the post is that Segregated Witness, a scaling solutions developed and suggested by the Bitcoin Core team, would render the covert edition of AsicBoost found outdated, hurting the bottom line of any of the miners utilizing the workaround. The declaration has stoked controversy in bitcoin long simmering scaling debate for the reason that the allegation that the minor involved in the exercise is China based Bitmain - one among the business biggest companies of minin

Bitcoin market surging again

Bitcoin is up 1.38% at $1, 226 a coin as dealers move in the cryptocurrency the middle of a struggle for security. Tuesday's bid comes following increasing political tensions in the Syria and on the Korean Peninsula which caused a steep sell off in danger assets. While their losses have been clawed back by those assets, bitcoin as well as other plays such as the Japanese yen are holding onto their gains. The progress of Tuesday cryptocurrency is trading at its best degree since March 16, the day before stresses resurfaced that the programmers of bitcoin could create a branch that is tough, dividing it in two (Bitcoin Core and Bitcoin unlimited). That has been the start of a rapid 25% drop that reasoned when the US Commission on the Securities and Exchange Commission declined an additional bitcoin exchange traded fund (Solid X). Earlier in the month, the SEC shot down the Winklevoss twins strategies for their very own ETF. Yet, the news surrounding bitcoin not all con

Bitcoin ETF status summary on March

Bitcoin has slid into negative territory after the US Securities and Exchange Commission declined the plans for the SolidX Bitcoin ETF. The cryptocurrency is down 0.7% at $1, 033 a coin. The regulator cited the fact that bitcoin is traded on unregulated markets, which suggests the SEC would not be capable to prevent fraud or market manipulation. Based on the record before it, the Commission believes that the substantial markets for bitcoin are unregulated. Consequently, as the Exchange hasn't entered into, and would presently be unable to enter into, the kind of surveillance sharing agreement which has been in place with regard to all previously authorized commodity trust ETPs contracts that help address concerns about the possibility of deceptive or acts of manipulation and practices in this market, the Commission doesn't find the proposed rule change to be consistent with the Exchange Act. 2017 was a volatile year for bitcoin. Tuesday's announcement follows

ASIC boost (1)

現在bitcoinの値段はまた1200ドル代付近まで回復して一時調整しながら上昇機会をうかがっているように見えます. 分裂騒動で新たな動きはありませんが,中国のマイナーグループがSegwitに強固に反対している理由が判明したようです. どうやら彼らが設計して使用しているASICマイナーチップには特殊な設計( ASIC Boost )が実装されておりマイニングを有利に進めているようです.しかもBitcoin Unlimitedの支持するマイナー集団はこの技術がSegwitの有効化によって意味をなくすことを理解していて, 今まで有利に進めてきたマイニング事業の収益が悪化することを避けようとしているようです.彼らにとって死活問題なんでしょうがコミュニティー全体の発展性から考えると迷惑極まりない限りです. これでBitcoin Unlimited支持派の本音が透けて見えてきたわけで,ハードフォーク強行はかなり困難になったと思われます. まだリスクは完全になくなっていませんが,Segwitが期限内に有効化される可能性は高くなったと思います.

LiteCoinのSegwit Activation間近

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先週急激に価格が上昇したLiteCoinを詳しく調べてみたところ,どうやらSegwitがアクティベーション間近まで賛成票があつまったことで期待が先行した結果だったようです. アクティベーションされるには75%の賛成票が必要ですが,現状ですでに60%を超えてきておりビットコインより一足先にSegwitが有効になる可能性がでてきました. ビットコインは日本でのニュースから上昇傾向が続いていますが,まだブロックサイズ,スケーリング問題や取引手数料の高騰など解決できていないのが現状です.Bitcoin Unlimitedが取引所からそっぽを向かれてそれでもハードフォークを強行しようとしているようですが,ライトコインの例を見て冷静にSegwitのアクティベーションへ進むのを期待しています.

Ripple (XRP)急騰!

先週急激にRippleのマーケットシェアが上昇しましたが,今日さらに一気に上昇して過去24時間で160%という驚異的な伸びを記録してます.Poloniexでの取引量もXRP/BTCが一位になっており161,714,000 USDの規模にいきなりジャンプアップしました. 突然の急騰でびっくりしてますが,マーケットキャップはすでにEthereumの半分以上に迫りそうな勢いです.急激な需要増の影響だと思われますが,この2段目の上昇中にトレードしていた人は相当なリターンを得られたと思われます.RippleがVISA並の取引処理を可能にする機能が実装されたのも大きく影響しているのかもしれません.Bitcoinもつられて上昇してるようなので興味深い現象です.

仮想通貨市場概況 4月1日2017

今週もアップダウンがあったビットコインですが,日本が正式に決済方法として認める法律を通したことを好感してか一時1100ドルを超えてまた若干下がった状態です.そのほかの仮想通貨で色々動きがあったので 米国東海岸時間で4月1日の午後6時段階でマーケットシェアをまとめてみました. 1位. Bitcoin (BTC), 1 BTC = 1073.38 ドル, 市場規模: 174億ドル  2位. Ethereum (ETH), 1 ETC =  51.2 ドル, 市場規模: 46.2億ドル 3位. Ripple (XRP), 1 XRP = 0.02263 ドル,市場規模: 8億4千万ドル 先週まで3位だったDASHはシェアを落として逆にRippleとLiteCoinが急騰してRippleは3位までシェアをあげてきました.おそらく銀行間の国際送金でRippleを基盤としたシステムが採用されるというニュースの影響だと思われます.システムの運用は2018年から始まるようなので取引量はこちらも確実に増えてくことが期待できます. LiteCoinは木曜日の朝に一時間で60%以上という驚異的な伸びを記録しましたが,SegWitのシグナリングを開始したことが影響してるのかもしれません. 最近ネガティブなニュースばかりが続いていたので,今回日本でビットコインが決済方法として認められたのは好感できます.しばらくは1000ドル以上のレンジでうろうろしていることを期待しつつ,とりあえず現状は保有ビットコインを放置して様子を見ようと思います.

SolidX Bitcoin Trust ETFの申請却下

 今月末に発表されると思われていた2番目のBitcoin ETFの判断がSECから発表されていました. https://www.sec.gov/rules/sro/nysearca/2017/34-80319.pdf やはり前評判通り申請は通らず,これからも状況が好転する見込みはないように思えます.  ビットコインの相場は今月中旬のSECの最初の判断よりは落ち着いているようですが,4月に入ってから大きく下落する可能性は残っていると思われます. 注目なのは中国で主要ビットコイン取引所における身元確認の方針が固まり引き出しが再開されそうなことですが,こちらもネガティブ要因に働きそうな気がします.  いっそのこと暴落してショック療法的にスケーラビリティーやハードフォークの問題に決着をつけて欲しいところです.

仮想通貨のマーケットシェアの現状

3月15日に米国証券取引委員会によって初のビットコインETFが承認されるかと思われましたが,見事に否決され,今月末には2番目のETFの件についても判断が公表される予定です. ビットコインはスケーラビリティーに関連した分裂問題が再燃して,Bitcoin Unlimitedを支持するマイニングプールがDDoS攻撃を受けてダウンするなど話題満載の数週間でした. そんな騒動の影響か仮想通貨全体のビットコインのシェアはハードフォークの不安から大きく減少してきているのが現状です. 3月25日の午後3時段階でマーケットシェアをまとめてみました. 1位. Bitcoin (BTC), 1 BTC = 950.92 ドル, 市場規模: 154億ドル ( 約1兆7千億円) 2位. Ethereum (ETH), 1 ETC =  51.06 ドル, 市場規模: 46億ドル (約5千億円) 3位. Dash (DASH), 1 DASH = 96.41 ドル,市場規模: 7億ドル(約8百億円) ビットコインがここ2週間で大きくシェアを落として現在は全体の66.9%程度のようです. その一方でEthereumとDashは大きく価値を伸ばして,ビットコインのハードフォーク懸念の恩恵を受けているようです. 現状ビットコインのハードフォークは現実的に起こると私は思っていますが,どちらにせよ現状ではトレードで利益を上げるならまだしも積極的に長期保有のために現物を買う理由は見当たりません.逆にEthereumは大きくシェアを伸ばしており第2世代のブロックチェーンを使った仮想通貨としてまだ潜在的に成長していくと考えています. ビットコインはマイニングで個人が利益を出すのは難しい状況ですが,EthereumとDashはGPUやASICマイナーが手ごろな値段で手に入るので,趣味としてやってみるのも面白いかもしれません.少なくとも現状の価値水準であれば,初期投資は最短60日程度で回収できるようです. 個人的にはビットコインの分裂騒動が収まるまでは,追加投資はすべてEthereumに振り分けようと思っています.またDashのマイニングも面白そうなので自分でハードウェア購入も検討しているところです.

ビットコイン相場 3月22日 2017年

ビットコインの値段はブロックサイズをめぐる議論と対立の懸念で週末一気に926ドルまで下落しましたが,その後一気に1100ドル代まで回復を見せつつまた1000ドル切るレベルまで下落のアップダウンが続いてる状態です. ハードフォークで独立を狙うBitcoin Unlimitedですが,当初懸念されていたように多数のバグが見つかっているようで,ついにソースコードを一時非公開にして対策を行っているようです.中国のグループにとっては中国人民銀行の影響でビットコインの取引による利益があげずらい状況が続く限りマイニングが主な収入源ですし,SegWitやlightning networkなどの技術は彼らのマイニング収入を脅かす存在にしか写らないようです.ただ自分たちの利益を追求していく姿は徐々に自滅していく運命にあるような気もします. ビットコインの上げ下げはハードフォークに備えて利益確定しつつ,価格下落を待っているようにも見えますが,これからどうなっていくのか注視いく必要がありそうです.

ハードフォーク時のCoinbaseの立場

週末大荒れの相場でしたがやっと1040ドル代で落ち着きだしたBitcoinですが,Coinbaseがハードフォークが起こった場合の方針を発表していました. どうやらCoinbaseもビットコインコアのXBTのまま扱っていくようです.もしハードフォークが起きた場合には市場の様子を見ながらBitcoin Unlimitedを新通貨として取引通貨に加えるか検討していくようです. これで立場ははっきりしたので,あとは分離直後の混乱で値段が大幅に暴落するなら現物を追加購入しようかと思っています.スムーズにいけばSegWitもアクティベートされ現在のスケーラビリティーの問題も解決していくと思います. できれば同時に中国に偏っているマイニングリソースがほかの地域に分散してくれると長期的な安定性という意味では望ましいですが... 以下は Coinbase発表文 の翻訳; Bitcoin CoreおよびBitcoin UnlimitedへのBitcoinプロトコルのハードフォークがCoinbaseアカウントにどのような影響を与えるかをお客様に通知したいと思います. 今日のCoinbaseプラットフォームでサポートされているBitcoinの唯一のバージョンはBitcoin Coreであり.現在BTCというシンボルで表されています. 将来のBitcoin Unlimitedのサポートは,市場の状況やプロトコルの安定性に応じて提供される可能性がありますが,提供されるかどうかは保証できません. ハードフォーク時に両方のブロックチェーンにアクセスすることを希望するお客様は,ハードフォーク中に何が起こるか,またはアクセス可能であるかどうかを保証することができないため,保有するBitcoinをCoinbaseから引き出しておく必要があります. もしあるチェーンがマイナー、ユーザー、取引所からの圧倒的多数の支持を得た場合,私たちは将来,チェーンの名称を変更したり,特定のチェーンのサポートを中止する権利を留保します. 顧客の資金の安全を確保することが最優先事項です. Bitcoinプロトコルのハードフォークが発生した場合、Coinbaseは、replay 攻撃、ネットワークの不安定性の可能性など、ハードフォークによってもたらされる技術的リスクの評価が行われるまで、ビットコインの入出金を一

Bitcoin分裂するかも?

 ここ最近のビットコイン界隈の情報を見ているとBitcoinの分裂は避けられないようです. http://fortune.com/2017/03/19/bitcoin-hard-fork/ Bitcoin Unlimited (ブロックサイズを可変にする)を支持するグループはビットコイン聯盟期から支えてきたマイナー集団が中心のようですが,どうも彼らは市場が望む望まないにかかわらず,ハードフォークを実行したいようです.確かに初期のころから参加しているグループにしてみたらハードフォークで混乱が起きビットコインの価値が現在の半分になろうがもう十分利益は出ていますし,むしろ独立して自分たちのコントロール下に置きたいようです. 金曜日に発表されたビットコイン取引所による共同声明によってBitcoin Unlimitedは新通貨として扱われるようです. おそらく分離した場合,Bitcoin(XBT)は既存ネットワークの互換性を重視するグループが多数を占めることになるのでSegWit無事承認ー>アクティベートされ取引時間短縮とコストの削減にもなってよいことのようにも思えます.2つに分離した場合どういったことが起こるかこれからも注視していきたいです.

Bitcoin.comが大規模DDoS攻撃を受けている模様

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数日前から開始されたBitcoin.com及びサブドメインに対する大規模なDDoS攻撃が過去48時間にわたってさらに高まっているようです.これは明らかにブロックサイズとスケーリングに対するビットコインコミュニティー内での意見の相違をターゲットにしているようです. 今週Bitcoin.comはBitcoin Unlimitedをコアにしたビットコインクライアントのマイニングプールをオープンしたところでした.おそらくBitcoin Unlimitedを支持しない個人か組織によるDDoS攻撃でBitcoin Unlimitedを支持するマイナーとそのネットワークを停止させようとしていると思われますが,同時にビットコインの値段も降下中(936 USD at EST 17:18 3/18/2016)です. どうもビットコインコミュニティー内での対立は実力行使の段階に移行してしまったみたいです.3月15日の例を見るとSECによってETFが認められる気配はほぼ皆無ですし,今後数日間はかなり色々な問題が顕在化していきそうです. 個人的にはSegWitを支持します.もしハードフォークが発生した場合ビットコイン価格がどうなるのか不明ですが,このままだとEthereumと同様に分裂して混乱が発生する可能性はありそうです.

ビットコインの定期預金?

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BitcoinのFaucetサイトとして有名な freebitco.in がsaving account (定期預金)を始めたみたいです.仕組みはビットコインをfreebitco.inに振り込むと0.0003BTC以上の残高から年率4.08%(一日換算で0.0109589%)利子が支払われるようです.開設した主な目的はFaucetやゲームの利用者に支払うビットコインを確保するためのようです. どういう仕組みなのかは理解できませんが,ビットコインの取引とマイニングで得た利益を利子として支払っているのかもしれません.  一応2013年からサイトを運営しておりマイニングの実績もありますが,ハッキングされて全額引き落とされても文句は言えないし突然消滅しても振り込んだビットコインが返ってくる保障はありません.運営主体がよくわからないのであまり大きな額は振込みたくありませんが,小額で試してみるのは面白いかもしれません.でも年率4%程度の利子ではちょっとリスクが高い気もしますが…

Bitcoin unlimitedは新通貨

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 ビットコイン取引所が連名で、ビットコインの分裂が起こった場合には本流であるBitcoin Coreを(BTC or XBT)と認めると共同声明を発表しました. https://corp.zaif.jp/info/4055/ http://www.coindesk.com/bitcoin-exchanges-unveil-emergency-hard-fork-contingency-plan/  ビットコインにはここ数年スケーラビリティーの議論がなされており,新たに登場したBitcoin Unlimitedがハードフォーク(互換性のないアップデート)により分離独立する危機感が高まっていました.  この共同声明でBitcoin Unlimitedを支持するグループへ分離するなら新しい仮想通貨(BTU or XBU)として扱うと警告し,ハードフォークによって予想される混乱を最小限に抑えようとしているようです. Bitcoin CoreではSegWitをスケーラビリティーの解決策として提案してきましたが,まだ移行に必要な賛成票が十分集まっていないのが現状です.今回の共同声明で取引所の姿勢が明確化されたことでコアの開発者側,マイナーコミュニティーに変化が起こることを期待します.

Coinbase ビットコインWalletのセキュリティー

Coinbaseでは2種類のビットコインWalletが利用できます. 通常のビットコインWallet 通常のWebベースのサービスでユーザーがパスワードとユーザー情報を安全に保管する責任を負います.Coinbase自体はベンチャーキャピタルから1億ドルの投資を受けてそれなりに強固なセキュリティーのシステムを構築しています.事実上政府公認のビットコイン取引所を運営しているので突然消滅なんてことは簡単には起こらないと思います. ただし現時点ではFDICの保険対象にはならないので何の保障もありませんが. Coinbase Vault もうひとつのサービスはBitcoin Vaultアカウントでこちらは大量のビットコインを安全に保管するために準備されているようです.このアカウントにビットコインを移動させた場合,引き出すためには複数の認証が必要になります.引き出しには48時間かかりその間に登録されてるユーザーから認証が行われない限り取引はキャンセルされる仕組みになっています. Coinbaseの情報によると98%のビットコインはオフラインで保管されておりたとえCoinbaseがハッキングを受けても引き出しは困難になっているようです. Coinbaseの口座から使えるデビットカード  Shift paymentsがCoinbase口座とリンクして使えるデビットカードを提供しています.これを使えば普通の銀行が発行するVisaカードと同じように日常の買物が可能なようです.Visaの手数料がかかりますが,それでもどこでも自由に使えるのはメリットあるかもしれません. https://www.shiftpayments.com/card

Ethereumが急上昇

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先週末にBitcoin ETFのSECの判断が出てからその他の仮想通貨が上昇中みたいです. 自分も今日一週間のEthereumの値動きを確認したところ 121.74 %の驚異的な伸びです. この上昇トレンドがどこまで続くのかわかりませんが,一部では45 USDぐらいまでは行く可能性があると報告されてました.ちょっと急激な上昇で反動が怖いですが,今週末また色々起こりそうです.

COINBASE使い方

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まずは口座を開設してみる トップページ右上隅のSign upをクリックするかemailアドレスを入力するところから手続きが始まります. Sign upのページが開いたら必要事項を入力します.名前とemailアドレス,パスワードを入力して居住している州を指定します.規約とプライバシーポリシーのチェックボックスをクリックしてチェックマークが入ったのを確認したら"CREATE ACCOUNT"をクリックします. すぐにアカウント作成の確認メールが届くのでメールの中の"Verify Email Address"をクリックして次の手続きステップへ進みます.2重認証に使う携帯電話番号と身分証明書の登録,支払い方法の順に登録していくとBitcoinとEthereumの購入が可能になります. Coinbaseでの売買と送受金 アカウントの作成が完了したらWeb Wallet にログインして使用してみましょう.画面設計はすごいシンプルでトータルの資産額と各通貨の保有額サマリー,直近の取引履歴と現在の仮想通貨のUSD換算相場が表示されます. Bitcoinアドレスは左側のタブからAccount をクリックしてBTC Walletを選択します.右上にWallet addressがあるのでそれをクリックするとQRコードとアドレスが表示されます. 送金してもらう場合には送金元にこのアドレスを伝えて,ビットコインを送信してもらいます.受信履歴はTransactionsとして表示されクリックすると詳細情報が確認出来ます. 次は購入と売却の場合は"Buy/Sell"をクリックします.購入したい仮想通貨(BitcoinかEthereum)を選択してPayment methodを選びます.そして購入したい額を入力して注文を確定します.場合によっては数分かかりますが,クレジットカードの場合にはすぐにアカウント情報に購入したビットコインが取引に使用できる状態になるはずです.売却する場合はSellをクリックして今度は送金先を指定します.銀行口座に振り込む場合には数日かかるので通常はCoinbaseの自分のUSD口座を指定することになります. 購入上限額はクレジットカードで登録したば

CONBASEのレビュー

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仮想通貨の取引にはWalletの開設と取引所を利用する必要がありますが,私は大手のCoinbaseを選択しました.簡単なレビューを掲載しておこうと思います. COINBASEとは? 世界一のビットコインブローカーで2017年現在,33ヶ国から利用でき610万人のユーザー数を誇ります.取引所として現在はGDAXを運営しており,一日大体6.0 - 7.0kビットコインを扱ってるようです.昨年日本のMUFJグループが出資したことでも有名ですが,残念ながら日本から利用できません. https://www.coinbase.com/join/588803c4b87703007ba550a0 Coinbase Partners with BTMU 長所 高い流動性と購入上限額 新規ユーザーでも簡単にビットコインが取引可能 クレジットカード決済であれば即時に購入可 短所 購入方法が限られてること 個人認証として身分証明書の提示が求められる  もしかしたらユーザーのビットコイン使用履歴を追跡してるかも   COINBASEの利用方法  webベースのwalletサービスのなのでランダムのパスワード設定と携帯電話番号による二段階認証を設定したほうがよいと思います.一部の州を除いて米国内であればどこでも利用できます(残念ながらハワイからは州法の改定でサービスが終了したようです).   支払い方法は主に2種類で銀行送金が手数料1.49%で5-7日,クレジットカード決済が手数料3.99%で即時購入可能です.試したことはありませんが,Paypalも利用できるようです. 2種類の仮想通貨を扱っていて,ビットコインとEthereumが利用できます. プライバシー ビットコインとEthernumともにそのもともとの仕組み自体は高い匿名性を持っています.しかしCOINBASEで取引するためには本名,住所,携帯電話番号,emailアドレスなど特定できる個人情報の入力が求められます.また免許証などのID提示も求められIP アドレスも監視されるので,匿名性はほとんどないと思っていいでしょう.ただし現時点ではソーシャルセキュリティー番号の提示は求められませんでした.アクセスログはアカウントから簡単に見られるので不正アクセスには強いかもしれません.

ビットコイン上場投資信託(ETF)の申請 SECによって否決

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ビットコインを用いた上場投資信託(ETF) の申請に関して米国証券取引委員会(SEC)が3月10日のEST 16:00に否決した旨を通知しました. https://www.sec.gov/rules/sro/batsbzx.htm https://www.sec.gov/rules/sro/batsbzx/2017/34-80206.pdf   Facebookの創業時に深くかかわり後に裁判の結果和解したWinklevoss兄弟が創業した Bitcoin Trustが3年前に申請したETFの審査結果がやっと発表されました.SECは大半の取引が米国外で行われていることや不正取引を防止する対策や設計が不十分として否決したようです.  また法律上(税法)の扱いも不明瞭ですし,まだ関連する法整備が必要なようです. ビットコイン価格はこの発表直後に一気に売られましたが,想定外の強さでまた1200ドルを超える水準まで回復してきています.なぜここまで相場が持ち応えてるのか理解できませんが,ビットコイン取引や投資目的で購入している組織や個人はこれからも相場の上昇を信じてビットコインを保持しているのかもしれません.

仮想通貨投資事始

しばらくブログをほったらかしにしてましたが,久しぶりに再開してみようと思い立ち最近話題の仮想通貨を中心に自分の投資体験を記録していこうと思います. きっかけは去年の夏からじわじわと仮想通貨,とくにビットコインの値段が上がり続けてることです.つい最近も1BTCがUSD換算で金の1トロイオンスの値段を超えたことや,ビットコインの上場投資信託(ETF)の審査結果がSECから発表されるなど色々話題沸騰中です. 残念ながらSECからビットコインETFの許可は下りませんでしたが,これからも色々面白いことが起こりそうです.  ここでは自分の体験を中心に記録していくつもりですが,ビットコインだけでなくEthereumなどほかのブロックチェーン技術を使った仮想通貨も紹介していけたらと思っています.