Coinbase announcement about ETH2.0 staking

 ついにCoinbaseからETH2.0のステーキングをサポートすることの正式なアナウンスが発表されました。すでにBeacon chainが稼働して、32ETH以上デポジットすればメインネット上で直接参加可能でしたが、個人で始めるにはややリスクがあったこともあって自分は参加してませんでした。今回のアナウンスによりコールドストレージに保存してある私のETHはそのままこのプランに参加できる見込みです。

 これからは法律上の扱いに依存しますが、本格的にこのサービスが開始されると、すでに似たようなサービスを提供している競合と競争が始まると思います。ちなみにすでにWait listに登録することができます。予定している年利率は7.5%のようです。私はすでに登録を済ませました。

Blockfiは6%ぐらいの利率ですので、このサービスが本格的に始まれば税金のルールによりますが、また COINBASEに保有ETHのほとんどを移すかもしれません。

次に規制当局に期待しているのは Staking rewardの税法上の指針を示して欲しいことです。現在ですとロックされた資産にかかるStaking rewardは利子収入や雑収入と見做されて支払われた時点での時価で税金がかかります。この解釈ですと、大量のETHをステーキングするとかなりの税金が発生する事態になり一時的に現金で支払うというあまりありがたくない状況が生じます。ブラックロックなどが暗号資産投資に参加してきたので、ロビー活動を通して税法上の規制の強化とルールの確立が行われると期待しています。

最後は保険制度の整備ですが、こちらは優先度的にあまり高くないのかもしれません。何故ならコストディーサービスを提供する取引所や銀行は必ず保険に加入しているからです。エンドユーザーの権利がどこまで保証されるか分かりませんが、日本やカナダなどの例を見ていると仮にハッキングや不測の事態が起こってもエンドユーザーの資産保護の観点からほぼ100%の保証が行われると考えています(ただ民事訴訟は必要ですが)。



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