中国人民銀行と金融規制当局がICOを違法と認定

米国はLabor Dayの月曜日で久しぶりの3連休でしたが,中国がまたやらかしてくれました.
中国人民銀行及び金融規制当局の発表によるとInitial Coin Offering (ICO)は未認可の違法なファンドレイジングとみなし,この告示後はICOを行った個人や組織はすぐさま投資家にたいして返金を行わなければならないという大変厳しいものです.

もしICO活動を止めない場合には捜査を行い厳しく取り締まるとも述べられており,すべてのICO行為とトークンの売買取引の即時停止を求めています.

この影響をもろに受けたのがEthereumで現在一気に下落して,中国内では300USDを割り込み,執筆時点で240ドル代で取引されています.
また特に悲惨なのが,中国版Ethereumと呼ばれていたNEOですが,ここ24時間で価格が3割下落し,市場規模は半分以下になってしまいました.

Bitcoinは好材料が出尽くして調整局面に入ってきましたが,やはり中国規制当局の決定が大きく影響したのか中国の取引所では全面的に売られている状況のようです.
私はLiteCoinとBitcoinの上昇で上手く利益が出ており,Ethereumの下落意外は許容範囲内と言ったところで明日朝の値段を見て追加購入を考えているとことろです.北朝鮮情勢もあり9月と10月は予想外の事態も起こりそうですが,逆に言えばボラタリティーの大きさを利用してトレーディングで利益が出しやすい状況かもしれません.
北朝鮮による弾道ミサイルと水爆実験は完全に米国の許容できるレッドラインを越えていますが,米朝ともに全面戦争へ突入する事態は避けると思いたいところです.米軍による北朝鮮への限定的な空爆が行われる可能性は高まったので日本周辺はだいぶきな臭くなってきました.

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