Segwit 2X deployment schedule until 1st of Aug
Silvert協定,NY合意を経てついにSegWitの有効化が目前に迫ってきましたが,USAFとの兼ね合いやマイナーの強行姿勢に反発するグループが現れるなどまだ内輪もめが続いています.
とりあえずSegWitロックインまでのスケジュールは以下の通りです.
7月14日ーBTC1の展開 ->一般ユーザとマイナーには影響は及ばない
7月23日ーBIP91のシグナリングをスタートー>一般ユーザーには影響せず,BTC1ノードが稼動しだします.
7月25日ーBIP91のアクティベーション(早期の場合)ー>うまくいけばここでBIP91がロックインして有効化されます.一般ユーザーはまだ影響を受けません.マイナーでBIP141を支持しブロックをマイニングしてる場合は拒否される可能性があります.
7月29日ーBIP91の有効化期限ー>ここで有効化されない場合にはビットコインのブロックチェーンが分岐する最悪の事態が発生する可能性があります.おそらくそれは誰の利益にもならないので,SegWit有効化が行われるでしょう.
7月31日ーBIP141の有効化期限ー>厳密に言えばここがマイナーにとってまた重要な決断の日になりますが,これはあまり問題にならないと思います.
8月1日ーUSAFによるBIP148の有効化ー>SegWitはこの時点で確実にアクティベートされると思うのでブロックチェーンの分岐は起こらないと考えられます.もしBIP91がうまくいかないとやや混乱しますが,BIP141はその後にロックインされるのでやはり分岐は起きないでしょう.最悪のケースはどちらもうまくいかない場合ですが,さすがにそこまでみんな馬鹿ではないので心配する必要はなさそうです.
ここまではおそらく順調にいくと思われます.しかし問題になるのはそのあとにもまだ内紛が続く可能性があることです.そちらは次回紹介しようと思います.
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