CONBASEのレビュー

仮想通貨の取引にはWalletの開設と取引所を利用する必要がありますが,私は大手のCoinbaseを選択しました.簡単なレビューを掲載しておこうと思います.

COINBASEとは?
世界一のビットコインブローカーで2017年現在,33ヶ国から利用でき610万人のユーザー数を誇ります.取引所として現在はGDAXを運営しており,一日大体6.0 - 7.0kビットコインを扱ってるようです.昨年日本のMUFJグループが出資したことでも有名ですが,残念ながら日本から利用できません.
https://www.coinbase.com/join/588803c4b87703007ba550a0

Coinbase Partners with BTMU

長所
  1. 高い流動性と購入上限額
  2. 新規ユーザーでも簡単にビットコインが取引可能
  3. クレジットカード決済であれば即時に購入可
短所
  1. 購入方法が限られてること
  2. 個人認証として身分証明書の提示が求められる
  3.  もしかしたらユーザーのビットコイン使用履歴を追跡してるかも

 COINBASEの利用方法
 webベースのwalletサービスのなのでランダムのパスワード設定と携帯電話番号による二段階認証を設定したほうがよいと思います.一部の州を除いて米国内であればどこでも利用できます(残念ながらハワイからは州法の改定でサービスが終了したようです).
  支払い方法は主に2種類で銀行送金が手数料1.49%で5-7日,クレジットカード決済が手数料3.99%で即時購入可能です.試したことはありませんが,Paypalも利用できるようです.
2種類の仮想通貨を扱っていて,ビットコインとEthereumが利用できます.


プライバシー
ビットコインとEthernumともにそのもともとの仕組み自体は高い匿名性を持っています.しかしCOINBASEで取引するためには本名,住所,携帯電話番号,emailアドレスなど特定できる個人情報の入力が求められます.また免許証などのID提示も求められIP アドレスも監視されるので,匿名性はほとんどないと思っていいでしょう.ただし現時点ではソーシャルセキュリティー番号の提示は求められませんでした.アクセスログはアカウントから簡単に見られるので不正アクセスには強いかもしれません.

問題点
ユーザーのビットコインの使用方法をどうも監視しているようですが,実際どうなっているのかは不明です.Coinbaseの問題ではありませんが,ハワイでは州法の改定の影響でサービスが停止されました.
https://blog.coinbase.com/how-bad-policy-harms-coinbase-customers-in-hawaii-ac9970d49b34#.28odf26zn
米国歳入庁とユーザーの口座情報の提示がらみで裁判中ですが,そんなやり取りする前に法律で税法上の取り扱いを明示してもらいたいです.
Amazon AWSでシステム構築を行っているので,ついこの間の東海岸での大規模障害では数時間取引不能に陥りました.またWinklboss兄弟のBitcoin TrustのETF否決直後には取引が集中したせいか強制ログアウトされました.

次はSign upと取引の様子を紹介できたらと思います.

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