Bitcoin Segwit (BIP141) Lock-inと今後のスケジュール
今週頭に無事BitcoinもSegwit (BIP141)がロックインされ,ここまではSegwit 2xのスケージュール通りに進んでいるようです.アクティベーションはこのままいけば8月23日前後にされる予定で2年近くも激しく議論され紆余曲折ありましたが,ついにスケーリング問題解決へ実行段階へ入ったと考えていいでしょう.
マイナーグループはNY協定を予定通り進めるようですが,コア開発側は2MBへ拡張するハードフォークにいまだ納得しておらず,また感謝祭前の11 月に混乱が起きそうです.
ビットコインキャッシュは分裂後に価格の上げ下げを繰り返していますが,こちらはマイナー同士の駆け引きが続いているようで,8月1日のハードフォーク時に採掘難易度の調整条項を滑り込ませさらに採掘を故意に遅延されることでそれを上手く利用しハッシュパワーを確保しようとしているようです.
ビットコインキャッシュ反対派のマイナーはわざと採掘に参加することで,そういった採掘難易度の調整を阻止しようとしているようですが,本家ビットコインは2016ブロックごとに難易度は上がっていくので,このままいくとビットコインキャッシュのほうがマイナーにとって経済的合理性がある選択肢になる可能性もでてきました.
ビットコインキャッシュにはいまだBitmainの関与が疑われ,これからどうなるか状況が読めませんが,ハードフォーク時にまたBitcoinのブロックチェーン分岐となる事態が起きないことをいまから願うばかりです.
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