2021年 BlockfiのBIA口座による利子収入まとめ

 はじめに

前回は,2021年のマイニング収入を紹介しました.今回は,Blockfiからの総収入を紹介しようと思います.こちらも最終的なものではなく,税金申告用の書類が届くのを待っている状態なので暫定値になります.

2021年の暗号資産の利子収入

簡単に全データを読み込んで計算を行なってみました.結果は以下の通りです.




まずトータルの利子収入は5774.1 USD (約67万円)となりました.上のデータから分かると思いますが,今年前半は順調に収入が増加していますが,5月以降は大きく落ち込んでいます.これは,Blockfiによって利率変更が行われたためで,私のように口座残高が多い人たちはかなり影響を受けたはずです.強気相場でロングポジションを取る人たちが増えたので,ステーブルコインの方が有利な規約に現在も変更されています.ただ2022年には何かしらの変更がまたアナウンスされるかもしれません.

いずれにせよ昨年の実績の約2倍の収入になりました.尚Blockfiの払い出しは色々なオプションが選べますが,昨年はBTCでの払い出し設定にしていました.そのためBTCの直接購入は2020年以降ほとんど行っていません.12月からは,クレジットカードの特典として利用額の1.5%から3.5%はBTCで支払われているので,今年はそちらも加えてBTCもしくはETHの保有残高を増やす予定です.

2022年の予定

Blockfi自体はセキュリティーもしっかりしており成長も見込めると思うのですが,現在はS E Cやいくつかの州政府の規制当局から未登録証券の販売で訴えられている状態です.恐らく罰金の支払い命令ぐらいで和解すると予想していますが,今の利子率規約のままなら,E T Hに関しては全てETH2.0のステーキングに移行するかもしれません.BTCに関しては相場次第で一部を売却,ステーブルコインへ変換した後にクレジットカード特典を利用して有利な利子率で維持しつつ下落相場入り後に徐々に買い戻していく予定です.税金の問題はありますが,そちらは2017年にすでに経験済みなので,手元の現金でなんとかなるかなと思っています(納税は2023年Q1になるので). 

まとめ

昨年はBlockfiのBIA口座を開いてから最も良い年になりました.2022年は予想通り波乱の幕開けでETHもかなり暴落しました.ただ現状はFRBの緩和縮小と利上げを進める予定のニュースによるショックとカザフスタンのインターネット遮断によるBTCマイニングのハッシュレートの急減,オミクロン株感染の爆発的な増加などネガティブ要因がたまたま重なっただけなので,来週以降は相場の回復を見込んでいます.

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