暗号資産のポートフォリオ構成(2021年10月)
BTC先物E T Fも無事承認され,BTC は一気に上昇するかと思われましたが,いつも通り日曜日の市場は低調でやや取引は落ち着いてきました.完全に58000ドル付近の抵抗線は抜けたので,おそらく最高値更新は時間の問題だと思います.E T Hはさらにインバース型ヘッドアンドショルダーパターンが出現したので,さらに上昇していく確率の方が高いように思います.規制環境の変化,中国による暗号資産の取引違法化は地政学的な緊張と相まって米国の戦略として暗号資産産業の存在意義がより重要になってきたように思えます.もちろん暗号資産全体の市場規模が時価総額で2兆ドルを超えたということは,以前よりもクラッシュ時に実体経済への波及効果は大きいものになる可能性もありますし,ステーブルコインのU S D Tなどの裏付け資産に潜在的なリスクが隠れている可能性(中国企業の社債など)とそれらが各国政府の規制当局に警戒されていることは注意を払う必要がありそうです.その他,税制改革など,気になる動きは色々ありますが,今回の強気相場は二番目のピークに向けて順調に上昇しいくことを期待しています.
さて,前回は細々と保有していた暗号資産銘柄を売却してDOTを購入したことを紹介しましたが,現在の暗号資産ポートフォリオの構成がどうなっているか,ついでに計算してみました. 保有割合の結果は以下の通りです.
- BTC: 19.78%
- ETH: 74.92%
- ATOM: 1.73%
- LTC: 1.97%
- DOT: 0.9%
- XMR: 0.26%
- その他: 0.28%
この結果は円グラフにしてみたのが以下の図です.
この図を眺めていると自分のポートフォリオはほぼETHで構成されていて今年の上昇相場の恩恵を大きく受けていることが改めて確認できます.BTCの保有割合は2017年の上昇相場の時にピーク手前で無事利益確定してその後に数年かけて徐々に買い増ししていった結果です.LTCは2017年に購入したものがそのまま引き継がれている状態でBlockfiの利子口座に2年ぐらい前に移動しただけでほぼ放置状態です.ここ数年で一番パフォーマンスが良かったのが,ETHに次いではATOM で先月の上昇相場のおかげでLTC保有分に迫る勢いです.前回報告したように今後数年期待しているのがDOT でこれから徐々に購入してステーキングしつつ増やす予定です.前回もそうでしたが,BTCに関しては半分ぐらいをピーク付近で利益確定しようかと思っています.キャピタルゲインとして税金はかかりますが,半分程度であれば長期保有で税率も抑えられるので,一旦キャッシュ化して相場が下降気味になっていくところで余剰資金も投入して積極的に買っていこうと計画しています.投資のセオリーでは落ちてくるナイフは拾うなという格言もありますが,米国の規制環境が今後数年で急速に整ってくると思っているので次の下降するサイクルは狙い目だと個人的には思っています.上場投資信託でBTCの先物も取引できるので勉強も兼ねて次の下降相場では購入を検討するかもしれません.株式取引のようにプットオプションがあったら一番良いのですが,これから下調べを始める予定です.
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