EthereumとSiaコインの同時マイニング方法
先日,Claymore’s dual minerがver 11.0になったと報告しましたが,今回はSiaコインとEthereumの同時マイニング(Dual Mining)を試してみたので紹介します.
Siaコインをざっくり説明するとあまったストレージを貸し出すクラウドサービスのための暗号通貨です.将来性はそんなにあるように思えませんが,Ethereumのハッシュレートを落とさずに同時採掘できるのならと試しにやってみました.
まずはマイニングに必要なウォレットツールを公式サイトからダウンロードしました.
同期にはそれほど時間はかかりませんでしたが,それなりに待たされます.次にマイニングプールを指定します.一時的に試してみるだけなので,マイナー登録が不要でウォレットアドレスのみで参加できるSiaMiningを選択しました.
次にバッチファイルを作成します.
EthDcrMiner64.exe -epool us1.ethermine.org:4444 -ewal “ETH address”.rig1 -epsw x -dpool stratum+tcp://us-east.siamining.com:7777 -dwal “Sia address”.siarig1 -ftime 10 -dcoin sia
上記の”ETH Address”は0x98……などで始まるEthereumのアドレスを,”Sia address”には7439….とSia Coinのウォレットアドレスを指定します.
バッチファイルが作成できたら,保存しコマンドプロンプトからマイナーを起動します.私の環境ではGeforce GTX1060 x 2とRadeon RX580 x 1でそれぞれ試してみました.
Geforce GTX1060 X 2
Siaコインをざっくり説明するとあまったストレージを貸し出すクラウドサービスのための暗号通貨です.将来性はそんなにあるように思えませんが,Ethereumのハッシュレートを落とさずに同時採掘できるのならと試しにやってみました.
まずはマイニングに必要なウォレットツールを公式サイトからダウンロードしました.
同期にはそれほど時間はかかりませんでしたが,それなりに待たされます.次にマイニングプールを指定します.一時的に試してみるだけなので,マイナー登録が不要でウォレットアドレスのみで参加できるSiaMiningを選択しました.
次にバッチファイルを作成します.
EthDcrMiner64.exe -epool us1.ethermine.org:4444 -ewal “ETH address”.rig1 -epsw x -dpool stratum+tcp://us-east.siamining.com:7777 -dwal “Sia address”.siarig1 -ftime 10 -dcoin sia
上記の”ETH Address”は0x98……などで始まるEthereumのアドレスを,”Sia address”には7439….とSia Coinのウォレットアドレスを指定します.
バッチファイルが作成できたら,保存しコマンドプロンプトからマイナーを起動します.私の環境ではGeforce GTX1060 x 2とRadeon RX580 x 1でそれぞれ試してみました.
Geforce GTX1060 X 2
Radeon RX580
同時マイニングの性能はAMD系のほうが高い性能が出ているようです.ちなみにAMDのGPUであれば動作中に微調整が可能です.”+”と”-“で-dcriオプションの値が調整できるので色々最適値を探ることができます.ハッシュレートはそれほど落ちないと紹介されていましたが,若干効率が下がっている気がします.SiaコインのMiningはまもなくASICマイナーが普及しだすようなので同時マイニングするメリットはないかもしれません.
その場合はDecredやLbryなどそのほかの同時マイニングできる暗号通貨を選んでみると良いかもしれません.設定方法は基本的に一緒なので私も機会があったら試してようと思っています.
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