M1 MacMiniのXMRマイニング性能

 Easter休暇で世の中は春の訪れを意識する時期ですが、自分は休暇を利用してM1 MacMiniを購入してセットアップするついでにXMRのマイニング実験をしていました。

すでに発売されてから数ヶ月が経過し、その驚異的な性能対電力比で注目が集まっていますが、ARMベースのCPUとしてどれぐらいの性能があるのかマイニングを例にベンチマークしてみました。すでにRedeitなどではハッシュレートが公開されていますが、手順はものすごい簡単で、XMRIGのコンパイル済みバイナリのダウンロード→TARコマンドで展開→設定ファイルを作成して上書きしただけです。結果をスクリーンショットで撮ったものは以下の通りです。


大体、2.2KH/sぐらいは簡単に出ているので、性能対電力比で考えるとかなり優秀です。ARMベースのコアを使っていることから分かるようにファンレスで設計できるんじゃないかと思うぐらい発熱は少ないです。CPUの使用率はほぼ100%ですが、筐体はほんのり暖かくなる程度でファンも回っていることに気づかないぐらい静かです。

もちろんこれぐらいのハッシュレートでは採算性とかはほぼ皆無ですが、今年後半に登場が予想されるM1Xなどの派生チップの性能は驚異的なものになりそうな予感です。

Intelが完全に王者の地位から陥落してしまいましたが、大変革の時代は次世代のテクノロジーリーダーをめぐって競争が生まれるので大変エキサイティングな時期ではあります。私はこのMacMiniを使って、Blockchainノード(BitcoinとETHのフルノード)を運用しようかなと今構想を練っている段階です。ETHの上昇相場もまだまだ続きそうですし、今年は技術面のハード、ソフト両方で投資を続けようと思っています。


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