Coinbaseが対応検討中のトークンを発表



暗号通貨全体の下落がまだ止まらない状態で回復の兆しがようやく見えてきたところですが、コインベースが突如、上場を検討中であるトークンを発表しました.
結論から言うと自分の予想は半分あたりでやや予想外の結果だったと言う感想です.市場規模順に並べると、Cardano (ADA), Stellar (XLM), Zcash (ZEC), 0x, BATが発表文には記載されていました.

0xBAT


これはある意味当然の結果で、ライトコインの前例を知っていれば予想はそれほど難しくなかったでしょう.ERC20への対応を拡張していくために一番最初に検討されたのだと思います.意外だったのはBATで確かにすでに使用されており業界へのインパクトは大きいのですが,一番最初にリスティングされるとは思っていませんでした.ある意味Googleへの不信感とweb3.0への布石として加えておきたかったのかもしれません.

Cardano

個人的にはあまり期待していないというかわざわざEthereumと同じようなプラットフォームを作る意味が理解できません.NEMぐらい割り切っていれば住み分けができそうですが、Cardanoは完全にEthereumへ対抗しようとしており私は支持しません.

StellarとZEC

こちらはCoinbase側のXRPへの意思表示と受け取った方がいいでしょう.リップル社は規制が確立していないことをいいことに昨年より様々なグレーゾーンの行為を行っており、SECが問題視するのは時間の問題のように思います.またブロックチェーンのエコシステムとして分散性が重視されるので中央集権的なトークンは認めないというはっきりした意思表示と私は捉えました.
また現時点でXRPは証券認定されると判断した可能性もあります(まだわかりませんがいろいろな基準を調べると抵触する可能性大).

Zcash(ZEC)はゼロ知識証明を応用した暗号通貨で最近は匿名通貨の中でかなり高く評価されていると思います.将来性も十分にあり,NY州のビットライセンスでも取り扱いが認められたことから富裕層のオフショア取引などに利用されていくかもしれません.個人的にはマイニングしてみたいと検討していますが,自分の所有機材ではあまり効率的に採掘ができないためCoinbaseでUSDから直接購入できるようになるのは歓迎です.

結論

コインベースはEthereumを推しているのでEthereumのエコシステムの発展にかけていると思われます.日本のSBIなどXRPに期待する取引所もありますがおそらく投機的な動きを繰り返しつつ消滅していく可能性すら考慮にいれた方がいいかもしれません.
ZRXとZcashはこれからさらに飛躍していくことでしょう.

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