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8月, 2017の投稿を表示しています

Lite Coin All time high rising to 60 USD

先週はビットコインのSegWit (BIP141)が予定通りアクティベーションされ,スケーリング問題は次のステージへ向けて進みだしましたが,ほかのアルトコインの上昇が多くみられました. 週末にかけて,DASHやMoneroの急上昇など,面白い現象が連続しましたが,自分にとってはまたLiteCoinが上昇し,60ドルまで達してまたそれなりに利益が出たことはラッキーでした.どうやら韓国のBithumbで取り扱いが可能になったことが,MoneroとLiteCoinの上昇に大きく影響したようです.朝鮮半島有事懸念はまだ消えたわけではなく執筆時点で弾道ミサイル発射で日本上空を通過するという前例のない挑発行為にでているわけでこのまま米軍が何もせずに引き下がるとも思えません. Ethereumは予告されていたハードフォークの計画(Metropolis)のアナウンスがされ,まもなくマイナーにとって氷河期が訪れそうです.すでに採掘難易度の上昇で採算性はかなり悪化しているので,ここらへんがその他の暗号通貨マイニングへ切り替えるタイミングかもしれません. DASHは最新のASICマイナーの登場でバブル状態でとても資本力を持った人たちには敵わないと予想されるので,試験的にCPUでMONEROマイニングを始めてみたところです. IRSがビットコインの取引履歴の調査に着手したと噂されていますし,これからは匿名系の暗号通貨が流行りそうな予感です. 現在の構成のシステムを流用しようと思い,匿名系暗号通貨のマイニングソフトと最適化をネットで調べているところです.MONEROのCPUマイニングについては近々紹介できたらと思います.

Block 494784 SegWit2Xハードフォーク

SegWit2Xの開発チームが本日494784ブロックでハードフォークを予定通り行う計画をアナウンスしました. 現在の採掘スピードからだいたい90日後の2017年の11月中になる予定で,NY協定どおりハードフォークは年内に実行されるようです. コア開発者やオリジナルのビットコインを支持するグループの反対があった場合にはBitcoin Cashと同様にブロックチェーンがまた分裂することになりますが,この場合はどちらが主流になるかわかりません. 私にはマイナーとコア開発者の妥協点としてちょうど良い気もしますが,また混乱が予想されます. ひとまずはSegWitのアクティベーションで好材料が出尽くし,ビットコインは4800ドルから5000ドルぐらいには到達しそうな気がしています.その後は不測の事態(朝鮮半島有事)がなければ以前と同じパターンで一時的な急激な価格の上下を繰り返していきそうです. 私は粛々とETHマイニングしつつビットコインを追加購入しながら本格的なトレード経験もつみたく取引所を調べ始めたところです.取引所はBtifinexや Poloniexなどに興味がありましたが,どうやら米国から撤退しそうな動きが見えてきたので無難にGDAXあたりになりそうです.

Bitcoin Segwit (BIP141) Lock-inと今後のスケジュール

今週頭に無事BitcoinもSegwit (BIP141)がロックインされ,ここまではSegwit 2xのスケージュール通りに進んでいるようです.アクティベーションはこのままいけば8月23日前後にされる予定で2年近くも激しく議論され紆余曲折ありましたが,ついにスケーリング問題解決へ実行段階へ入ったと考えていいでしょう. マイナーグループはNY協定を予定通り進めるようですが,コア開発側は2MBへ拡張するハードフォークにいまだ納得しておらず,また感謝祭前の11 月に混乱が起きそうです. ビットコインキャッシュは分裂後に価格の上げ下げを繰り返していますが,こちらはマイナー同士の駆け引きが続いているようで,8月1日のハードフォーク時に採掘難易度の調整条項を滑り込ませさらに採掘を故意に遅延されることでそれを上手く利用しハッシュパワーを確保しようとしているようです. ビットコインキャッシュ反対派のマイナーはわざと採掘に参加することで,そういった採掘難易度の調整を阻止しようとしているようですが,本家ビットコインは2016ブロックごとに難易度は上がっていくので,このままいくとビットコインキャッシュのほうがマイナーにとって経済的合理性がある選択肢になる可能性もでてきました. ビットコインキャッシュにはいまだBitmainの関与が疑われ,これからどうなるか状況が読めませんが,ハードフォーク時にまたBitcoinのブロックチェーン分岐となる事態が起きないことをいまから願うばかりです.

ETHマイニング GTX 1060の最適化後

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以前にRyzen 7 1700とNVidia GTX1060 SLIのデスクトップのマイニングを紹介しましたが,今回は特殊なプログラムを使わないでどこまで最適化できるか試した結果を報告しようと思います. Ethereumのマイニングはメモリのアクセスが頻繁に行われるアルゴリズムのために同じ種類のメモリの場合にはクロック周波数がマイニングスピードに効いてきます.自分が購入したASUSのGTX1060はGDDR5を3GB搭載していますが,最近の更新後比較的新しいグラボなのでメモリスピードが上がっているという記事を見かけ,試しにASUS GPU Tweakを使いクロック周波数を上げるチューニングを行ってみました. 設定自体は俗に言うオーバークロッキングですが,GPUのコア周波数はあまりマイニングに影響しないので,メモリクロックをベースから最大の10000程度まで段階的に上げてみました.結果として比較的安定して動作するのは9336当たりが限界で,ハッシュレートは22 %向上しました.現在も一枚当たり18MH/sから22MH/sに向上して2枚あわせて44 MH/sで安定的にマイニングを行えています. 動作環境にもよりますが,さすがゲーマーの間で定評があるNVidiaと言ったところでしょうか.RX580でも試してみましたが,GDDR5はずれバッチの影響か,オーバークロックを行うとシステムが強制終了される症状が頻発しました.こちらはメモリ周りのタイミングをさらにいじるかCPU-Zなどでメモリの製造元を調べてみる必要があるようです.ネットではSamsung製がHynixより優れているという記事を見かけます. 今週はRadeon RX VegaのアナウンスがありOculus Riftでゲーム中のフレームレートに不満もあるので8月14日の発売と同時に購入するかもしれません. それほどマイニング性能の向上は期待できませんがハッシュレートあたりの消費電力は改善する可能性があるので購入後にETHマイニングも試してみようと思います.

Bitcoin Cashが分岐

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本日の8月1日の朝についにBitcoin Cash (BCC)が分岐して本日午後に最初のブロックが採掘されて分裂したようです. Coinbaseは7月31日時点ではっきりとBCCのサポートは行わないことを発表し,本日も一時的に取引停止にしてましたが,BCC分岐後しばらくしてまた再開されたようで,予想以上に混乱は少なかったようです. 意外にも中国の取引所や米国でもKrakenなどで取引できる状態で午後2時ごろに最初のブロックが採掘され,現在は300ドルから400ドル前後の値段がついています. 理解不能なのは,夕方8時の時点ですでに60億ドル以上の市場規模に膨れ上がったことで,ビットコイン(BTC)自体は数%の減少であるので仮想通貨全体の市場規模が一気に増えたことです. この60億ドルという規模はRippleについで4番目の規模にあたり,これをどう評価していいのか悩むところです.ブロックの採掘時間から推測するにマイナーの支持はほとんど得られておらずハッシュパワーは本家ビットコインと比べると無視できるレベルのようです.こういう形のガバナンスが許されるかはコア開発者と取引所,ユーザーが支持していくかどうかで決まっていきそうです(個人的にはすぐ消滅して欲しいですが). USAFであるBIP148もひっそりと有効化されましたが,こちらはBIP91が支持されSegWit対応ブロックが100%の時点で意味がなくなっているので直接的な影響はまったく出なそうです.BIP141のロックインが次の週に終わり,SegWitのアクティベーションはそのあとさらに2週間ぐらいかかりそうです. これからどうなっていくのかわかりませんが,BCCがどういう動きを見せるのか注視しつつビットコインの発展を期待したいと思います.